足どりも軽く、教会を訪れたふたり。「神父様~こんにちは!神父様~」 シイエ達が呼ぶ声に教会の奥から笑顔で神父様が現れた。神父様はまだ幼い女の子二人を前にしてうなづきながら口を開く。 「来たな…二人とも」 神父様は今日ふたりがどんな用で来たのか…
シイエは今までどんなに叱られてもやらなかった家の仕事を一生懸命にこなした。おかやんと離れたらもう手伝いたくても手伝えないのだ。 シイエは幼いながらも今できることをしておきたいと考えたのだ。畑から帰ったシィエとおとやんはこんな会話を交わした。…
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